Mac OS XでPythonを勉強し始めて何ヶ月か経ったので、一度復習を兼ねてまとめてみようと思います。私が今までPerlとかAWKとかsedを使っていて、Pythonはこうやるのかーとか、これは便利だなーと思ったところ、開発(?)していてはまったところなどピックアップしてみる予定です。
さて、Mac OS XでPythonを使おうとする時、Pythonを準備する方法の選択肢は大きく分けて4つあります。
- Mac OS Xに標準でインストールされているPythonをそのまま使う
- MacPorts等のパッケージシステムを使ってPythonをインストールする
- Python公式サイトで配布されているMac OS X Installer Disk ImageからPythonをインストールする
- Xcodeを使って自分でPythonをビルドする
ですから、4.の手順、自分でPythonをビルドする際もFramework化するのが当然に違いないと思ってしまうのは、ある意味仕方がないことだろうと思います。
しかし、私は自分でPythonをビルドする際にはFramework化しないようにしていますし、このブログでもFramework化しない手順をオススメしています。その理由は、
- Framework化されたPythonでなければいけないような状況が滅多にない
- Python.Frameworkが必要な状況がもしあるなら、OS標準のFrameworkを使用するか、必要とするアプリケーションにFrameworkを同梱しておくべき
- PythonをFramework化すると面倒に巻き込まれることがある
の3つです。
詳細については続きのエントリをお待ちください。
フレームワークとバージョンバンドルとファイルシステムドメインの話になる予定です。
(続く)
※今回のタイトルと内容の一部はWebtech Walkerさんの「Python初心者によるPythonのいいところ、はまりどころのまとめ」にインスパイアされました。
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