2010年10月13日水曜日

Python初心者によるMac OS XでのPythonのはまりどころのまとめ

皆さんこんばんは。Python初心者の @msmhrt です。

Mac OS XでPythonを勉強し始めて何ヶ月か経ったので、一度復習を兼ねてまとめてみようと思います。私が今までPerlとかAWKとかsedを使っていて、Pythonはこうやるのかーとか、これは便利だなーと思ったところ、開発(?)していてはまったところなどピックアップしてみる予定です。

さて、Mac OS XでPythonを使おうとする時、Pythonを準備する方法の選択肢は大きく分けて4つあります。
  1. Mac OS Xに標準でインストールされているPythonをそのまま使う
  2. MacPorts等のパッケージシステムを使ってPythonをインストールする
  3. Python公式サイトで配布されているMac OS X Installer Disk ImageからPythonをインストールする
  4. Xcodeを使って自分でPythonをビルドする
これらの方法はそれぞれ一長一短があるのですが、1.から3.までのPythonはビルドの際、 ./configure コマンドに --enable-framework オプションを追加して、Python.Frameworkが使えるようにされているはずです。(面倒なので、このようなPythonの事をFramework化されたPythonと呼ぶ事にします。)

ですから、4.の手順、自分でPythonをビルドする際もFramework化するのが当然に違いないと思ってしまうのは、ある意味仕方がないことだろうと思います。

しかし、私は自分でPythonをビルドする際にはFramework化しないようにしていますし、このブログでもFramework化しない手順をオススメしています。その理由は、


  • Framework化されたPythonでなければいけないような状況が滅多にない
  • Python.Frameworkが必要な状況がもしあるなら、OS標準のFrameworkを使用するか、必要とするアプリケーションにFrameworkを同梱しておくべき
  • PythonをFramework化すると面倒に巻き込まれることがある

の3つです。

詳細については続きのエントリをお待ちください。
フレームワークとバージョンバンドルとファイルシステムドメインの話になる予定です。

続く

※今回のタイトルと内容の一部はWebtech Walkerさんの「Python初心者によるPythonのいいところ、はまりどころのまとめ」にインスパイアされました。

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