Mac OS X用のGUIなMecurialクライアントは、単体アプリケーションとしては、Murky、MacHG、MacMercurialの3種類があるようなので、ほんの少しだけ触ってみました。以下はそのメモです。
1. Murky
私の環境では、普通に操作しているだけで、Cancelボタンが何故か効かなくなったりする事があって、ちょっと実用には耐えない感じでした。何か間違えたのかと思ってMercurialのバージョンを変えてみるなど色々試したのですが、現象が変わらないのでパスしました。
2. MacHg
現時点ではGoogle CodeのMercurialリポジトリを扱えないという制限があるようです。MacHgの公式FAQによれば、原因は、Google Code側がMercurialのidentityコマンドの応答を正しく返さない事にあるらしく、MacHgでは対処のしようがないとの事でした。
この件は、Google Hosting ProjectにもIssueとして既に登録されていますが、今年の6月以降動きがないようなので、Vote機能で一票投じておきました。
3. MacMercurial
MacMercurialには元々clone機能は無く、cloneされたリポジトリに対して操作を行う事になるようです。
操作結果の表示が通常のMercurialコマンドの出力をそのままウィンドウに表示している感じで、イマイチGUI化の恩恵が感じられませんでした。
4. 総評
Mac OS XでMercurialの3種類のGUIクライアントをほんの少しだけ触ってみたのですが、ダメな所ばかり目についてしまって残念な結果になりました。
もっと使い込む事ができれば印象も変わったかもしれないのですが……
まだ試してないのは、Eclipse向けのプラグインであるMercurialEclipseとNetBeans用のMercurialプラグインですが、こちらも後日試してみたいと思います。
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