そこで、本番環境の前にテストする環境があれば良いのではないか?ということで、Mac OS X版のVirtualBoxを使って、さくらのVPSとなるべく近い環境を用意してみることにしました。以下はその大雑把な手順で、今回は仮想マシンを準備するところまでです。
まだ試行錯誤の段階なので、後から内容が変わるかも知れませんが、その際はご容赦ください。
まず、用意するのは、
- VirtualBox for Mac OS Xの最新版(2010/09/26時点では version 3.2.8 r64453)
- CentOS 5.5 x86_64のISOイメージ
の2つです。
VirtualBox自体のインストール手順はMac OS X版の場合は画面の指示に従って進めるだけなので省略します。
VirtualBoxを起動したら、左上の「新規(N)」のボタンを押して、基本的にはデフォルト設定のままで「続行」や「OK」ボタンで進めつつ、
- 「仮想マシン名とOSタイプ」で「名前(A)」は「sakuravps」「オペレーティング システム(S)」は「Linux」、「バージョン(V)」は「Red Hat (64 bit)」を選択
- 「メモリ」で「メインメモリのサイズ(M)」は512MBを選択(デフォルト)
- 「仮想ディスクの場所とサイズ」の「サイズ(S)」で20.00GBを選択
と設定すると、「概要」の画面で、
のように表示されます。
メイン画面に戻ってきたら、左上の黄色い歯車のアイコンの「設定(S)」ボタンをクリックして、
- 「一般」-「基本(B)」が「Linux/Red Hat (64 bit)」である事を確認
- 「システム」-「マザーボード(M)」のメインメモリ(M)を512MBである事を確認
- 「システム」-「プロセッサ(P)」の「プロセッサ数(P)」を(可能なら)2に
- 「ストレージ」-「ストレージ ツリー(S)」から「SATA コントローラ」を削除
- 「ストレージ」-「ストレージ ツリー(S)」の「IDE コントローラ」に作成した仮想HDDを追加
- 「ストレージ」-「ストレージ ツリー(S)」の「CD/DVDドライブ」にCentOSのisoファイルを割り当て
- 「ストレージ」-「属性」で「IDE コントローラ」の「タイプ(T)」を「PIIX3」に
「オーディオ」の「オーディオの有効化(A)」のチェックを外す←ALSAでSI7018が認識されていました。- 「ポート」-「シリアルポート」で「ポート 1」の「シリアルポートを有効化(E)」にチェックを入れる
を実行すると、
のような画面が表示されるはずです。
なお、メニューバーの「ファイル(F)」-「仮想メディアマネージャ(V)」の「CD/DVDイメージ(C)」タブにインストールに使用する全てのISOイメージをあらかじめ登録しておくと以降の作業が楽になるのでオススメです。
(続く)
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